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乗り遅れた電車を見送るペンギンよ


森山直太朗コンサートツアー2011 乗り遅れた電車を見送るペンギンよ
@狭山市市民文化会館

さあさあついに始まりました今年のツアー
肌寒く、今にも雨が降りだしそうなグレーな空の下 


いつもながら零れ落ちる記憶を横目で見つつ、思い出のために記しておこー

以下、ライブ内容に触れています





セットリスト

さくら(独唱)
生きとし生ける物へ
トルコの人形 
アメリカにいるみたい
どうしてそのシャツ選んだの
結婚しようよ
うんこ
ここにきてモーツァルト
レスター
マリア
夏の終わり
星がキレイな夜だから
太陽のにほひ
太陽
風のララバイ
昨日の君と今日の僕

未来~風の強い午後に生まれたソネット~
生きてることが辛いなら
今ぼくにできること

~アンコール~
青い朝



会場に入るとまず目に入ってくるのが、舞台上方に掲げられた大きな横長の物体
  森山直太朗コンサートツアー2011
 ”乗り遅れた電車を見送るペンギンよ”
横断幕的役割なのかな
筆文字で楷書体かなんかよくわかんないけど、ばばーん!と書いてある
意図が不明なんですけど演歌のコンサートでもするの、みたいな
開始直前にさーっと上に引き上げられて、
「あ、もうそれいいんだ・・・」みたいなちょっとした笑いも起こりつつ
セットは波を象ったような形で白基調
SEはなかったと思う


まず直太朗さんと青柳さんの二人のみ登場
メダルブローチのついた真っ赤な燕尾に、
サイドにラインの入った黒いパンツで現れた直太朗さん
華やかー!笑
式典に出席する王子か

で、二人だけってことはもしや?もしくは新曲?と思ったら「さくら」
これで始まるとは!びっくり
いきなり「さくら」だなんて、歌うほうの喉と心の持ちように思い馳せてしまう

バンドメンバーはそれぞれに違ったマリンな服装で
直太朗を半月型に囲むように、こちらから見て右から
西海孝さん(ギター)
楠均さん(ドラムス)
早川哲也さん(ベース)
青柳誠さん(ピアノ)
おなじみ西海さん、丸眼鏡がいいですね
帽子を被った楠さん、おひさしぶりです&笑顔がかわゆい
はじめましての早川さん、よろしくお願い致します
モノクロ涙の青柳さんは「バンドリーダー!」と紹介されていました

「生きとし生ける物へ」
これはよかった
アレンジも新しくて好き
弾き語りでも好きだし、今となれば壮大バージョンも好き
今回のは、壮大ではない、厚みというよりは広がりを感じる音
青柳さんのピアノがJazzyだなあってのが演奏面で何度も思ったこと
それが似合って素敵に作用することもあり、
自分の聴きたい方向性との違いにむむむーとなることもあり
何にしろ、これからどうなっていくのかが楽しみ

当然ぎこちなさはあるものの、歌において余計な緊張は感じられず、初日とは思えない歌声
MCも笑顔いっぱい、てかおちゃらけいっぱい
テンション高くてなのか高めようとしてるのか、
いつも以上に芝居がかっていて何度か直視できなかったけど・笑

「昨年6月に『あらゆるものの真ん中で』というアルバムを出しまして、
やっと、やっとね、自分で言うのもなんですけど、少し満足できるものができたと思っています」
あ、「満足」って言葉じゃなかったかもしれないですすみません
「ここにいるみなさんは買ってくださってると思いますが」で会場拍手!
「お父さん(指差し)、お父さん目を逸らさないでください、
なんで拍手してないんですか・・・買ってないのに前列っていう・・・」爆笑

「トルコの人形」から「ここにきてモーツァルト」まで、あまり記憶がありません(え)
そういえば終演後会場入口に置かれた「本日の演奏曲目」で、
「うんこ」が「結婚しようよ~うんこ~」と副題のように書かれていたけど、なぜ

これから無事にツアーが進みますように、という願いをこめて、
初日前には神主さんに来て頂いてお祓いをするとのこと
「ここに神棚みたいなのを置いて、てか絶対神棚なんだけど!」と説明してくれる
「もりやま~なおたろうの~」と何度も神主さんの真似をする直太朗
「ぐっとまじめな顔してそれを聞いているんですが、ほかのアーティストさんはどうなんですかね」
「矢沢の~永吉の~」
「サザンの~オールスターズの~」
と、なぜか間に「の」を入れたがる・笑

来年10周年を迎えるので、ここからは懐かしい曲を、てことで「レスター」から「マリア」
ほぼ無心で聴いた「レスター」、あたたかく笑顔になった「マリア」
いいなあやっぱり昔の曲って
今がよくないという意味ではなく、もちろん好みはあるけれど、
無論、昔は昔で昔にしかない側面があり、今は今で今にしかない側面がある
「夏の終わり」は演奏面でちょっと残念なところあり(個人的にです)
星空のもとバンドで聴く「星がキレイな夜だから」、好きー!
「太陽のにほひ」、これは素敵でした
それぞれの音が気持ちよく絡まってさわやかで
今回のバンドに合った曲なのかも
CDとは違う最後の長い演奏部分が好きです
ここで「うそー うそー」と歌い終わった直太朗さんは、
にこっと笑いギターを下ろして、一人だけ舞台からいなくなる

なになにどうするの、と戸惑いつつバンドの演奏に手拍子する会場
しばらくすると演奏が終わり、白い船乗りスタイルで直太朗さん再登場・笑
何かがいっぱい詰まった麻袋を右肩に背負って
目を細め煙草を吸う真似をして、
「女房子供を置いて、遠いとこまで来ちまったなあ」
と、真っ向から芝居がかる
てか帽子おっきいな!笑
細くて顔も小さいからかね
ひとしきり「あれ、どうしたのみんな集まっちゃって」ととぼけたのち、
間違っちゃった!みたいなノリで切り上げてライブに戻る(視線が冷めてますか)
そんでなにやら楽しげなリズムが!
え!なに!立つ感じ?と盛り上がり始め、
「ここからね、立ちたい方は立って座っていたい方は座ったままで」
という言葉の途中からとっくに立っている会場!ふふ
手旗信号を振ったり、中腰で舞台を左に右に歩いて睨みをきかせる直太朗さん・笑
まだまだー って感じで盛り上げてくれるのが好きです
何を歌ってくれるのとドキドキで手拍子、か・ら・の・「太陽」!!!!!わおーー!!!
「太陽」と「風のララバイ」は楽しくて楽しくて夢中で、そういう意味であまり記憶なし
みんなで手フリフリできる嬉しさ
「太陽」の「みんな一緒に綱渡り」から「気づくのが少し遅過ぎた」までだったかな、
喋り口調のキョトン顔で続けるもんだから、はー笑ったー
「風のララバイ」の手拍子で逸る気持ち
直太朗さんが右側で手拍子を早くするの(意味不明ですか)を見てるだけで楽しくなる
もう1曲くらい楽しいのやってほしかったけどね
「涙」ではぱらぱらと座り始め、集中できないまま終わっちゃった
直太朗さんもやっぱり気になっちゃうみたいで歌詞を間違えたりして
これは今後どうなるのか気になるところ
ただひとつの弾き語り、本編最後は「今ぼくにできること」
アンコールで出て来たバンドメンバーはツアーTグレー着用、直太朗さんはピンク着用
最後の最後、「青い朝」
アンコールが1曲だけってめずらしいね
すべてを終え、グーにした両手を掲げて舞台袖に駆け込んだ姿

序盤の、今年もツアーをさせてもらえることが嬉しいというようなお話の時も、
最後の、本当にありがとうございました、とまっすぐな眼差しで話した時も、
いつものように長ーいお辞儀も、
その表情に、行間に、切実な心が溢れてる
ライブを通してずうっと、そういう気持ちを感じた
ありがとう
こちらこそ、です
みんな年末まで健やかに、ひとつひとつ積み重ねていけますように
by monjyuurou | 2011-08-21 21:26
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